私たちの歴史
Arjoは、可動性の低下や加齢に伴う健康問題を抱える人々の介助支援と生活の質(QOL)向上のため、真の情熱と豊富なノウハウに基づいて事業を展開しています。これは、急性期病院および介護施設とのパートナーとして、設立から60年以上にわたる実績の賜物です。
起業家精神
Arjoは、スウェーデンの起業家、Arne Johanssonによって1957年に設立され、設立者の姓と名の最初の2文字を取ってArjoと名付けられました。当初は医療機器を含め、他のメーカー向けの機械部品を製造していました。Arne Johanssonは、医療と高齢者介護の現場に入浴補助用具と移乗機器を導入し、医療従事者のための人間工学を重視する必要があることにいち早く注目しました。彼はスウェーデンで、このニーズを満たす革新的な製品群を開発しました。Arjoはまもなくスウェーデン国外でも販売を始めました。
グローバル事業の拡大
1960年代末、Arjoは、西ヨーロッパに製品の販売を拡大しました。製品に対する需要は高く、Arjoはすぐに英国、ドイツ、フランス、ベルギー、米国に国際的な販売会社を立ち上げました。1980年代になると、Arjoは米国のCentury社と英国のMecanaids社を買収し、国際市場のトップクラスに成長しました。世界への拡大は続き、Arjoはまもなく衛生管理や移乗に関する製品および機器の世界企業となりました。
確固たる市場地位
1972年、Arjoは世界で初めて高さ調整可能な浴槽を発売しました。1989年、ArjoはSARA(起立/立位補助器)の第1世代、続いてMaxi Moveの床走行リフトを開発しました。革新的なテクノロジーの開発は、衛生管理や移乗機器の製品開発を中心に1990年代も続きました。
株式公開とGetingeによる買収
Arjoは、1993年に初めてストックホルムとロンドンの証券取引所に上場しました。当時、Arjoの従業員数は約1,100人程で、約13億スウェーデンクローネの年間売上高でした。1995年、ArjoはGetingeに買収され、医療用ベッド、患者様用リフト、入浴ソリューションなどの製品ポートフォリオが加わりました。こうしてArjoは、Getingeの長期ケア事業の基盤となりました。
さらなる拡大
2000年代には、多くの企業買収により、衛生管理や介助製品ポートフォリオがさらに強化されました。例として、2004年には、BHM Medicalの買収により、Arjoの患者リフト製品ラインナップが拡大しました。2007年にはHuntleigh Technology PLCの大規模な買収が実現し、ArjoHuntleighブランドが誕生しました。Huntleighが最初に発売した画期的な製品はNimbusマットレスシステム(国内未承認)で、これは今でもArjoの製品群に入っています。Huntleigh Groupは、褥瘡予防マットレス、集中治療、専門的な介護、高齢者施設用のベッド、深部静脈血栓症防止用の製品、出生前診断や血管診療用の機器に関する事業を展開していました。Arjoは長年の間、Getingeの長期ケア事業部門の中心でした。2016年、Getingeの取締役会は、GetingeとArjoがそれぞれのビジネス分野に注力し、さらなる成長の可能性を実現する最良の条件を整えるため、Getingeを2つの事業部門に分割することを発表しました。
現在、Arjoは、可動性の低下や加齢に伴う健康問題を抱える方々のQOL(生活の質)向上のための医療機器とソリューション市場におけるリーディングサプライヤーとなりました。
日本法人について
会社名 | アルジョ・ジャパン株式会社 |
英語表記 | Arjo Japan K.K. |
設立 | 2017年(平成29年)11月24日 |
所在地 |
〒105-0001 東京都港区虎ノ門三丁目7番8号 ランディック第2虎ノ門ビル9階 ※2019年8月5日移転 |
主な事業 | 医療機器、介護・リハビリテーション機器の輸入、販売 |
代表者 | 代表取締役社長 山下秀明 |
業許可証 |